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2016年度ファイザープログラム
心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援事業

「おきなわ夢コーヒープロジェクト人材育成セミナー」のご案内

日時:平成29年9月10日(日)

1、ひきこもり対象(保護者も含む)セミナー
  受付・・・13:15
  セミナー・13:30~14:45

2、農家対象(コーヒー栽培を目指す方も含む)セミナー
  受付・・・15:15
  セミナー・15:30~16:45

場所:名護市中央公民館第4研修室

(名護市港2-1-1。名護市役所の向かい側です)

講師

近藤正隆氏:NPO法人ウヤギー沖縄理事長、NPO法人全国ひきこもり家族会連合会副理事長
国吉大介氏:キャリアコンサルタント、NPO法人全国ひきこもり保護者会連合会沖縄支部てぃんさぐぬ花の会事務局長

定員:各20名

費用:無料

参加申込

参加ご希望の方は9月6日(水)までに下記にお願いします。
主催及び問い合わせ先:NPO法人ウヤギー沖縄 http://www.uyagi-oki.org/
(那覇市銘苅2-3-1なは市民活動支援センター内℡080-4090-4388E-mail:kondo@jyda.jp)
理事長近藤正隆
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毎日暑い日が続いておりますが、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、NPO法人ウヤギー沖縄は、農家の方々の協力を得て有機農法による農産物の生産、加工、販売を通して、環境保護、地域活性化、仕事につきにくい若者の自立支援を行っている、2009年設立の非営利団体です。当初から「沖縄に農業ブランドを起こす」というテーマで座談会やセミナーを行って来ました。

KHJ全国ひきこもり家族会連合会の13年間に渡る調査によれば、ひきこもり本人の平均年齢は33,5歳で高年齢化が進んでいるようです。更に、沖縄は失業率も高く、引きこもり相談も多いのが現状です。そこでKHJでは沖縄支部、石垣支部を設立し支援を始めました。しかし、就労は困難な場合が多いため、地域性を活かした仕事の場を創ることを考え、私たちはコーヒーの6次産業化をめざすことに至りました。全国的には、沖縄でコーヒー栽培ができることを知る人は少ないようですが、沖縄コーヒーは実に美味しく、軽労働で希少価値があることがわかっています。コーヒー栽培は、他人とのコミュニケーションを取るのが苦手なひきこもりの格好な仕事になり、彼らは心身ともに健康になり、経済的にも自立することが期待できます。また沖縄コーヒーという、埋もれている特産物の知名度を上げ、地域を活性化することもできます。

そこで私たちは、農家や専門家の指導で彼らが生き生きと働けるようになり、6次産業化を経て沖縄の農業、観光、地域活性化に役立つ
ことを目指し、本事業を計画いたしました。
本事業は、ひきこもりを対象に、人材育成セミナーを開催し、コーヒーの栽培から販売までの体験により、アルバイトを経て自立を目指すことを目的とします。

また、農家を対象としたセミナーも開催。ひきこもりの人たちは何が得意で何が苦手かをお話しします。農家の方々には彼らが皆様方のお手伝いする場を与えていただきたいのですが、彼らのアルバイト料は助成金で賄われますので、農家の負担はございません。今までコーヒー栽培に携わったことのない方々には、実習を含めて6次産業化を活用して栽培から販売、店舗展開までのノウハウを伝え、収穫した豆は全て買い取ることもお話しいたします。
この機会に、ぜひご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。